おはようございます。
本日も寒いです。また変則勤務で少し眠たいですが、記事を書いていきます。
みなさまの参考になれば幸いです。
今日も問い合わせをいただきました。
目次
賃貸用戸建を購入する場合、風呂はタイルでもよいですか?
おそらくこの方はタイル張りでは賃貸募集できないのではないかという「固定概念」があるものと思います。
不動産賃貸業は趣味のデパートともいわれます。特に賃貸募集の仕方には個人差があります。
なので狙っている物件や賃貸募集によっても回答は変わりますが、健の考えとマクロな視点と
ミクロな視点についてご紹介したいと思います。結論からいうと健としてはタイルで問題なしとなります。
ミクロな視点
市場性、競合を調べます。SWOT(強み、弱み、(市場)機会、競合)を調べましょうというマーケティング用語がありますが、
まさにあれですね。
貴方の購入物件のエリアの中古戸建の風呂を見て、バランス釜なのか、タイル張りなのか、ユニットバスなのかを確認いただきたい
と思います。私の探すエリアでタイル張り物件がないエリアはみたことがありません、特に関西はタイル張り多いのかもしれません。
競合がタイル張りで家賃50000円なら、自分の物件はユニットで55000円にしますか?
同じタイル張りで他の強みで50000円で戦いますか?これが戦略ですね。
ご存じのとおり、ユニットで55000円で入居付できても大家様は大赤字になりますね。
だから明らかに家賃が高い物件で風呂を改善する場合を除いて、風呂だけグレードアップするのは投資効果が乏しいと
言えます。だからタイル張りで十分なのです。
なお、どうしても汚い場合は塗装するという手もありますし、床など1面だけFRPに変える方法もあります。これらな20万円もかかりません。
マクロな視点
次に日本全体のデータの話をします。私は技術系サラリーマンですのでこの視点は好きです。
約3割はタイル張り物件です。
この3割を多いと見ますか?
少ないと見ますか?あなたが上位7割で勝負しようという戦略ならタイルは選ばない方がよいと思いますが、
この数字を見て、私はタイル張りも十分OKととらえます。
ユニットバスが普及したのは平成元年ごろです。
つまりH29年の場合、築30年以上古い物件はリフォーム(リノベーション)していなければ、ユニットバスになりますね。
これをどう見るかですね。先ほどの3割は新しいものもマンションも含みますから、戸建だけで見たら、且つ築30年以上で見たら
ほぼタイル張りとなることがわかりますね。ここでわざとユニットにして勝負するのも手ですし、そこは勝負しないで戦うのも手と
いうことがわかっていただけるかと思います。
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
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