松下です。
久しぶりの更新ですが、今回は決算書の重要ポイントのお話をします。
決算書は今後1家庭・・・・・少なくとも1法人作る時代が来ると思っています。
決算書とは、社長や代表の人格を現していたり税務署に報告するお金・資産の記録であったり、3年間の銀行からの評価(金融格付)という側面があります。
また『経営』の下に『財務』『税務』が車輪として両輪で行くものになるので、必ずしも税理士さんが財務まで詳しいとは限らないところがあります。
なので社長さん自身が確定申告、決算書に慣れて頂きたいなと思っております。
目次
〜 例:不動産賃貸業の場合 〜
■ 損益計算書(そんえきけいかくしょ)■
不動産賃貸業は、MAXの売り上げが満室の売り上げである事が多い為売り上げを上げるのが難しい業種とされています。
また修繕や空室やトラブル等で出ていくお金があるので、それを抑えながら貯めていく事が重要です。
こうした中で色々やり繰りをしていく事が大切ですが、損益計画書の内容を銀行に伝える時は説明の仕方が重要になってきます。
銀行からは、『ローンは返せそうか?』『これなあに?(雑収入の項目など)』などの質問を必ずされますが。
● 火災保険で修繕費用に入れたものを資産にしています。
● アパートの価値が上がったから資産にしています。
などの説明は結構危ないです。
修理の費用を設備のバリューアップに使って固定資産に入れる事はできますが、あるべき姿だとは言えないからです。
■減価償却費(げんかしょうきゃくひ)■
銀行から聞かれそうな事は、『旅費・交通費』『交際費』『システム登録料』。
金額が高いものでパッと何に使用しているか分からないものですね。
■貸借対照表(BS)(ちんたいたいしょうひょう)■
賃貸対照表には3つの部があります。
① 資産の部
② 負債の部
③ 純資産の部
そして銀行が一番見るのは負債の部に入る『借り入れ(短期借入金と長期借入金)』です。
【 短期借入金 】(流動負債)1年以内に一旦返すもの。
【 長期借入金 】(固定負債)10年20年をかけてじっくり返すもの。
他にも、
・自己資本比率
・黒字が続いているか?
・経常利益上昇率
など、気にするべき点はいくつもあります。
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多くの会社は0から1に立ち上げるのは得意ですが、0から1に立ち上げるだけだから潰れていくのです。
会社を継続させていくノウハウを少しでも共有できたら幸いです。
松下
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